2022年6月3日「文部科学委員会質問」

本日、文部科学委員会において今国会最後の質疑が行われ質問に立ちました。主に、不登校と起立性調節障害(OD)の関係について、いじめ加害者の対応についてそれぞれ質問しました。
起立性調節障害(OD)とはなかなか聞きなれない病名ですが、自律神経系の異常で循環器系の調節がうまくいかなくなる疾患です。日本では認知度も低いですが、軽症例を含めると小学生の約5%、中学生の約10%という調査結果もあります。思春期に発症しやすいとされているODですが、この約半数に不登校が併存していると考えられています。国に対して不登校とODの関係の調査、実態把握、ODの児童生徒への適切な対処方法を講じるよう要請しました。
いじめ加害者の問題については、いじめ加害者への指導の内容、出席停止処分の効果、いじめ加害者の教育を受ける権利といじめ被害者の教育を受ける権利の整合性について質しました。
末松大臣からは真摯な答弁を頂きました。引き続き子どものための質問を多方面から行っていきたいと思います。